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看護就職に関する要点

病院には医療秘書が100人体制で雇用されているが、毎日の患者数や業務量、スタッフ数によって配置されるため、どこの科に応援に行かされるかもわからない。毎朝、上司から「12時まで内科、13時に整形、15時から皮尉科に行って」など指示され、1日で4〜5科の応援に行くこともある。朝の調整では上司がシフト表を前に人繰りをつけながら「ああ、今日も埋まってよかった」と安堵している。それを聞く度に、Sさんは「医療秘書はただのコマなんだ」と思わざるを得ず、複雑な気持ちになった。ある日、救急外来に流産しそうな妊婦が駆け込んだ。産婦人科の看護師も救急外来の看護師も手が空かず、Sさんが応援を要請された。妊婦が診察台に上がった瞬間、胎児とともに胎盤などの子宮内容物がツルッと出てきてしまった。本人のショックも大きかったようだが、Sさんにとってもショックで、激しく動揺した。患者の気持ちを受け止められない。患者のメンタル的なフォローに看護師に入ってもらいたかったが、看護師は現場にいなかった。自分自身の気持ちもふさぎ込んでしまった。

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