将来に対するビジョンをちゃんともっているか。これも、ネット企業を見極めるうえで大切なポイントになる。「ビジョン」という表現はちょっと大げさにしても、今やるべきことと将来やるべきことを、きちんと分けて考えているか。自分たちの強みと弱みをちゃんと把握したうえで、強みに集中しているか。そして、会社の将来に対するイメージをちゃんともっているか、などの点に注意して見てみよう。これができていない、あるいはもっていない会社が意外に多い。株式公開後のネット企業は、大きく二つのタイプに分かれる。一つは、株式公開後も業績を伸ばし、時価総額もドンドン上がっていくタイプ。もう一つは、株式公開直後は高い株価がつくものの、その後は業績が伸びず、時価総額が少しずつ下がっていくタイプ。将来に対するビジョンをちゃんともっているかが、この違いとなって表われる。
交通費精算システムを使っているエンドユーザーは、自分がアクセスしている社内サイトから、無意識に社外の「乗換案内」システムを利用していることになります。ブラウザからデータを渡して起動するWebアプリケーションはWebサービスとは言わないのか?従来のWebアプリケーションも、HTMLにスクリプト(プログラム)を埋め込んでおけば、ブラウザからボタンクリック1つで起動し、入力されたデータを渡すことができます。これもプログラムから呼び出していると解釈すれば、Webサービスであるとはいえないでしょうか。たしかにプログラムから呼び出してはいますが、その処理結果はやはりブラウザに表示されるだけで、呼び出し元のプログラムで利用できるわけではありません。処理結果が、人が見るための表示を前提としたHTMLで返るのか、システムで加工することを前提としたXMLで返るのかによる違いです。単純な連携であれば、無理をすればWebサービスを使わなくても結果データの加工は不可能ではありません。しかし、それでは柔軟性に欠け、現実的ではありません。
かつて、ホームページを作成することはかなり面倒な仕事でした。しかし、現在では優れたソフトウエアが開発されていますので、作成自体は簡単になっています。従って、ホームページの構成をどうするか、内容をどうするかに知恵を絞るべきです。ホームページは基本的にワープロソフトでもわかるように、ロール紙状のスクリーンに記入していきます。しかし、これでは画面に入りきらず、スクロールしなければ後のほうを見ることができません。そこで、いくつかに分割し、相互に階層構造になるようにします。特に、ホームページの1ページ目は目次として簡潔にまとめ、そこから欲しい情報に飛べる(リンクする)ようにします。また、フレームと言って、画面を左右2つなどに分けて、一方を目次として固定させる方式(片方をスクロールしても、他方は動かない)を採用するものが増えています。